メールニュースについて

 

【2009.11.26号】

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┃──┏┛┃──┏┛早稲田大学理工学術院──────────
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┗┛───┗┛ 異分野融合と社会連携メールニュース 
                       <2009.11.26>
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Topic-1 特集−今年度前半の大学プレスリリースから
Topic-2 人間生活工学「情報環境と人間生活工学」ワークショップ
Topic-3 その他の11月・12月の関連イベント
Topic-4 国境なき技師団ら三団体、パダン沖被災地を視察
Topic-5 吉本一穂教授が日本IE協会「功労賞」受賞
Topic-6 シュレヒト教授の翻訳書の紹介
「メールニュース休止のお知らせ」
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 2009年もあと二ヵ月を切り、何かと忙しい季節となりました。
今回は、イベントやその他研究者の活躍のご紹介に加え、私共創造
理工の2009年度前半を、大学発表のプレスリリースから振り返って
います。

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Topic-1 特集−今年度前半の大学プレスリリースから
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 今年度前半(2009年4月〜9月)の本学からのプレスリリースで、
創造理工が主導的に関わっているものをご紹介いたします。私共、
創造理工学部/創造理工学研究科の活動の一側面として、ご参照
ください。
 なお、本学からのプレスリリース全文は下記にてご覧戴けます。
  http://www.waseda.jp/jp/news09/index.html

■GCOEグローバルロボットアカデミアの研究活動拠点
 ロボットを体感「RT(Robot Technology)フロンティア」オープン
 (2009年5月22日リリース)
   藤江 正克 教授(総合機械工学科)
 世界最高水準のロボット研究を誇る早稲田大学が開発した様々な
 ロボットと地域の方が触れ合うことができる拠点を新宿に開設

■連携協定に基づく奈良県との連携事業が決定
  −本学の知的資源を県政の課題に活用
 (2009年6月17日)
   佐藤 滋 教授(建築学科)
 県内の門前町(寺社への参道周辺等)における景観づくり・まち
 づくりの推進を担当

■先進電動マイクロバス「WEB」、環境省策定事業に採択
  −来年2月から埼玉県本庄市・熊谷市で走行試験−
 (2009年7月15日)
 大聖 泰弘 教授(総合機械工学科)
 先進電動マイクロバス「WEB」が環境省の産学官連携環境先端
 技術普及モデル策定事業に採択され、来年2月から埼玉県本庄市・
 熊谷市の公道で走行試験を開始

■ロボット技術を使用した手術訓練装置を製品化
  −手技の定量的評価が可能となり、ミス減少に寄与−
 (2009年7月25日)
   高西 淳夫 教授(総合機械工学科)
 (株)京都科学との共同研究によりロボット技術を使用した手術
 訓練を行う装置「縫合手技評価シミュレータ」を開発、製品化

■〜アンコール遺跡 修復事業の今を伝える〜
 「バイヨン・インフォメーション・センター」開設について
 (2009年8月6日)
   中川 武 教授(建築学科)
 アンコール遺跡の歴史や寺院、現在行われている修復・研究事業
 を写真パネルや出土した遺物等と共に紹介する現地施設を開設

■理工学術院・高西教授ら、新型車椅子ロボットを開発
  −介助なしでも楽に乗車し移動が可能に
 (2009年8月27日)
   高西 淳夫 教授(総合機械工学科)
 早稲田大学や九州大学、テムザックなど国内外10機関でつくる
 「ベーダ国際ロボット開発センター」は背もたれがない新型の
 車椅子「RODEM(ロデム)」を開発 

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Topic-2 人間生活工学「情報環境と人間生活工学」ワークショップ
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「情報と生活・生活と情報
  −私たちの生活を取り囲む“情報環境のデザイン”を目指して」

 大学と企業の双方から講師を迎え、生活者と情報とのかかわりにつ
いて、実際の生活を基点に、人間生活工学の新たな展開を模索してい
くことを目標としたワークショップが開催されます。

<開催>2009年11月27日(金)13:30〜 西早稲田キャンパス
<主催>早稲田大学創造理工学部人間生活工学研究室
    (社)人間生活工学研究センター(HQL)

 詳細は下記サイトをご覧ください。
 http://www.f.waseda.jp/komatsubara.ak/2009WS.pdf

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Topic-3 その他の11月・12月の創造理工関連イベント
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▽建築学科創設100周年記念事業創造理工学部・特別講演
 『持続可能な建築を支える四本の柱』
 講師:Kees Duijvestein(デルフト工科大学)

 <日時>2009年12月16日(水)10:40〜12:10
 <場所>西早稲田キャンパス 63号館202教室
 <申込先・問合せ> 事前申込が必要(参加費は無料)
  創造理工学部建築学科連絡事務室 担当/田中、丸山
 
▽その他、創造理工学部主催の学外から参加できる講演会等の
 イベントは、下記サイトにて今後の予定が随時公開されております。
  http://www2.sci.waseda.ac.jp/lecture/lecture_list.php
 創造理工学部主催の学内向けイベントや、理工学術院他学部主催
 のイベントも多数掲載されていますので、ご参照下さい。

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Topic-4 国境なき技師団ら三団体、パダン沖被災地を視察
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 今年9月にインドネシアのスマトラ島西部パダン沖で発生した地震
の被災地の早期復興に向けて、日本の土木技術者の経験を生かすべく
日本地震工学会、国境なき技師団、土木学会の三団体が、防災専門家
らで構成する復旧協力チームを被災地に派遣しました。
 社会環境工学科の濱田政則教授は、国境なき技師団理事長、地震
工学会会長としてこの派遣に参加し、パダン市内などの被害状況を
視察、公共施設の掘削記録データベースの作成などを行ない、地盤に
合った耐震建造物を建てることなどの提言が有益だと判断しています。
また同教授は「防災対策に取り組んできた日本がこれを国際支援の
中心に据え、アジアで先頭に立ち役割を果たすことが期待されている」
と語っています。
(The Daily Jakarta Shimbun 2009/10/26より)

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Topic-5 吉本一穂教授が日本IE協会「功労賞」受賞
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 経営システム工学科の吉本一穂教授は、日本におけるIE(Industrial Engineering)
普及への貢献、並びに日本IE協会の活動への功績が
認められ、日本IE協会功労賞を受賞いたしました。授賞式は、去る
10月23日に日本IE協会設立50周年記念講演会と共に行なわれました。

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Topic-6 シュレヒト教授の翻訳書の紹介
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ハンス・ツィバート著、諏訪功、ヴォルフガング・シュレヒト訳
『お皿監視人:あるいはお天気を本当にきめているのはだれか』
三修社、2009年

「お皿に食べ残しをすると天気が悪くなる」―――こんなドイツの
しつけ言葉が現実だったら?ひょんなことからお皿監視人たちと関わり
を持つことになった4人の子供たちが、異常気象から世界を救うべく
立ち上がった!ゲリラ豪雨や大干ばつが、もしもあなたのせいだとし
たら・・・。子供向けの文学と侮るなかれ、環境問題にも一石を投じる、
エスプリの利いた童話です。日本でも大人気のミヒャエル・ゾーヴァの
挿絵にも注目です。

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「メールニュース休止」のお知らせ
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 本メールニュースは、諸般の事情により、休止させていただくことに
なりました。これまでご愛読くださり、ありがとうございました。

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早稲田大学理工学術院 創造理工学部/創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
 融合・連携サイトは、下記でご覧戴けます。
 http://www.sozo.sci.waseda.ac.jp/index.html
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※ 本メールについてのご質問やご意見などございましたら、
下記までご連絡をお願いいたします。
早稲田大学理工学術院創造理工学部・創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
E-mail: sozoriko-collabo@list.waseda.jp
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【2009.9.16号】

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┗┛───┗┛ 異分野融合と社会連携メールニュース 
                        <2009.9.16>
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Topic-1 「経営デザイン専攻 」2010年度に新設!
Topic-2 創造理工学部と米国大学との短期交換留学制度
Topic-3 社会環境工学科における海外大学との交流
Topic-4 環境資源工学科 創設100周年を迎えて
Topic-5 9月・10月・11月の関連イベント
Topic-6 メディア掲載された活動・研究(2009年4月〜8月)
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 今号は2010年度に新設される経営デザイン専攻のご紹介を始め、
海外大学との交流の現状や、環境資源工学科の創設100周年記念の
活動のいろいろなど、話題満載でお送りします。

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Topic-1 「経営デザイン専攻 」2010年度に新設!
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≪ トップマネジメントへの新しい路、経営デザイン専攻 ≫
 事業マネジメント技術について、社会人と一般学生の双方向けに
実践的な教育・研究を行う「経営デザイン専攻」が新設されます。
 この新専攻に関するコンセプトや教育システムなどについては、
同専攻のホームページをご覧下さい。
 http://www.bdm.waseda.ac.jp/index.html

 2010年度第1回入試は10月25日と11月1日に行なわれ、出願期間は
10月5日〜9日となっています。(詳細は上記HPにてご確認下さい。)
 
 なお下記サイトでは大野高裕教授による「経営デザイン専攻」の
ご紹介を、動画でご覧いただけます。
http://contents.wls.jp/contents/open/taiken/daigakuin/30b_09_oono_01/start.html

 創造理工学ならではのこの新しい動きにご期待下さい。

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Topic-2 創造理工学部と米国大学との短期交換留学制度
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 アメリカのケース・ウェスタン・リザーブ大学(CWRU)と
早稲田大学創造理工学部との短期交換留学制度について紹介します。
 この制度は、経営システム工学科が独自に行っていた交換留学
制度を、昨年から創造理工学部全体に広げて提携したもので、約
1ヶ月にわたりCWRUの学部学生を数人、早稲田大学創造理工
学部の学部学生を数人、交換留学生という形で双方の大学に受け
入れます。
 今年は、新型インフルエンザの影響で、受け入れを1ヶ月延期し
6月下旬からのスタートになりましたが、7名の学生が参加し、無事
アメリカに帰国しました。この間、午前中は日本語を勉強し、午後
は早稲田大学の授業に参加したり、専門性が近い研究室で交流した
りし、週末には工場見学やゼミ合宿への参加というアクティブな
スケジュールをこなしました。
 8月下旬からは、早稲田の学生4名がCWRUに約1ヶ月滞在する
ことになっています。
 日米2つの理工系の大学がこのように学部学生のレベルで交流を
深め 、それを続けていくことで、大学の国際化が広がり、学生の
視野が広がり、創造理工学部のグローバルな発展につながることを
期待しています。
            創造理工学部 教務主任 永田 靖

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Topic-3 社会環境工学科における海外大学との交流
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 社会環境学科(建設工学専攻)は、自然環境の保全、生活環境の
向上、安全で安心できる社会の創造などをその対象にして教育と
研究を進めてきています。
 日本が世界をリードする都市トンネルなどの先端技術は、アジア
諸国において今必要な技術として強く求められています。そこで
今回は、本学科で展開されているこれらの国々との学科や研究室
単位での多様な交流のうち、中国や台湾の大学との交流事情を簡単
にご紹介します。

◆西南交通大学(中国・四川省;国家重点大学の一)
 同大学の副学院長4名(学院は学部に相当)と教務部長が本年4月に
小泉研究室を訪問(同研究室卒業生が同大教授)。学内見学や概要
説明に加え、今後の教育・研究交流について意見交換。
◆北京交通大学(中国・北京;国家重点大学の一)
 日中シールド技術交流会などを背景にした交流が長年続いており
今年8月には、土木建築工程学院の副院長及び学生の計10名が同研
究室を訪問。北京オリンピック施設に関する講演や、お互いの研究
及び学生生活に関する意見交換など幅広く交流。
◆正修科技大学 工学部土木工学科及び情報工学科(私立;台湾・
 高雄市)
 2007年10月に学科間交流の覚書を締結。以来、教員・学生の相互
訪問による研究発表会の開催や訪問講義などを実施。本年10月にも
研究発表会を予定。
◆中興大学(国立;台湾・台中市)
 理工学術院の交流協定における留学プログラムなども行いつつ、
学科間交流を推進中。

 今後も、これら事例のように、個人的な交流が研究室間の交流に
さらに学科間、学部間、大学間の交流へと発展することを期待して
いるところです。
  創造理工学部 社会環境工学科 教授 小泉 淳

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Topic-4 環境資源工学科 創設100周年を迎えて
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 環境資源工学科は、旧理工学部14学科のうち、機械、電気の両学科
についで採鉱科として1909年に創設され、今年100周年を迎えました。
時代とともに変遷を重ね、1998年に資源工学科から環境資源工学科に
改称して現在に至っています。
 21世紀の人類に課せられた最重要課題である「資源問題」と「環境
問題」の解決を目指して、先端的な教育・研究活動に取り組んでいま
す。

 この創設100周年を記念して、「環境資源工学科100周年を祝う会」
を開催いたします。
日時 2009年11月21日(土)
 14時〜 第一部 記念講演会 早稲田大学理工キャンパスにて
  <講演者(予定)>
   元通商産業省環境立地局長 鈴木英夫氏
   太平洋セメント(株)代表取締役社長 徳植桂治氏('70年卒)
   昭和シェル石油(株)代表取締役社長 新井純氏('81年卒)
 18時〜 第二部 記念パーティー リーガロイヤルホテル東京にて
  応援団によるエール、校歌斉唱他いくつものイベントを予定

 なお、詳細は近日中に同学科HP(下記)に掲載いたします。
  http://www.env.waseda.ac.jp/
<問い合わせ先>
 環境資源工学科 教授 山崎 淳司
 Tel: 03-5286-3321 / Fax: 03-3200-1245

 また、この創設100周年記念行事の一環として、産業界で活躍する
5名の卒業生によって行われた座談会の様子を早稲田学報で紹介しています。

 早稲田学報10月号(2009年9月発行) p.54−55
  集まり散じて「日本の環境とエネルギーの歴史とともに歩んだ100年」
 
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Topic-5 9月・10月・11月の関連イベント
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▽ふるさと回帰フェア2009
 《ふるさと企業塾》全国ネット設立記念シンポジウム
  2009年9月23日(水)14:30〜17:00 早稲田大学10号館大教室
 本シンポジウムのパネルディスカッション「地域で生業(なりわい)
を起こすために何を為すべきか?」に、建築学科 後藤春彦教授が
パネリストとして参加します。
 http://www.furusatokaiki.net/fair2009/contents/event/t_index.html

▽第56回 理工展
  2009年11月7日(土)〜8日(日)西早稲田キャンパス 
 http://www.rikoten.com/2009/ 

▽その他、創造理工学部主催の学外から参加できる講演会等のイベント
は、下記サイトにて今後の予定が随時公開されております。
 http://www2.sci.waseda.ac.jp/lecture/lecture_list.php
 創造理工学部主催の学内向けイベントや、理工学術院他学部主催
のイベントも多数掲載されていますので、ご参照下さい。

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Topic-6 メディア掲載された活動・研究(2009年度前半)
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(下記、<>内が記事タイトル)

<早大、感情表すヒト型ロボ 介護施設での利用目指す>
  2009/5/22 日経産業新聞
<ヒト型ロボット、喜怒哀楽、全身で表現、早大など、
                介護などで活用視野>
  2009/5/22 日本経済新聞
 総合機械工学科 高西淳夫教授らのグループとロボット開発ベン
 チャー「テムザック」が開発した喜びや悲しみなどの“感情”を
 全身で表現できるヒト型ロボットを公開。

<開発ロボを一般開放 早大が新拠点、感想、研究に取り入れ>
  2009/5/26 日経産業新聞
 研究開発中のロボットに触れたり、開発の様子を見学したりでき
 るロボット専門の研究開発拠点「RTフロンティア」を開設。
 本拠点の責任者は、総合機械工学科 藤江正克教授。 

<内視鏡ロボ、大腸内、正確に自走
      −早大と九大、豚で実験、痛みなど少なく>
  2009/7/10 日経産業新聞
 総合機械工学科 高西淳夫教授と九大医学研究院の共同研究チーム
 が、自力で大腸の中を走行する内視鏡ロボットを開発。
 
<日本一の観測塔 研究拠点としての富士山の可能性>
  化学と工業8月号 Overview p.877-881
 環境資源工学科 大河内博教授らは、富士山測候所で雲水、雨水、
 ガス、エアゾルの同時観測を他大学との共同チームで行い、越境
 汚染や気候変動に関する観測研究を進めている。

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早稲田大学理工学術院 創造理工学部/創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
 融合・連携サイトは、下記でご覧戴けます。
 http://www.sozo.sci.waseda.ac.jp/index.html
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※ 本メールについてのご質問やご意見などございましたら、
下記までご連絡をお願いいたします。
早稲田大学理工学術院創造理工学部・創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
E-mail: sozoriko-collabo@list.waseda.jp
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【2009.7.17号】

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┃──┏┛┃──┏┛早稲田大学理工学術院──────────
┃─┏┛─┃─┏┛創造理工学部/創造理工学研究科──────
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┗┛───┗┛ 異分野融合と社会連携メールニュース 
                        <2009.7.17>
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Topic-1 創造理工の近況
Topic-2 創造理工に来て その2
Topic-3 「創造理工リテラシー」科目 2008年度授業報告
Topic-4 受賞、他
Topic-5 テレビ放映された活動・研究
Topic-6 7月・8月の関連イベント
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 早いもので、今年度がスタートし3ヶ月が過ぎました。学内活動
も既に軌道に乗り、新たな創造に向け日々務めております。
 今号では、本年度新任教員紹介の第二弾に加え、教務副主任から
の近況報告、創造理工の特徴を表している科目のご紹介、などなど、
多方面に広がる創造理工学部/創造理工学研究科の様子をお伝えい
たします。

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Topic-1 創造理工の近況
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 つい先日、新入生を迎えたばかりのような気がしますが、もう次
年度に向けて入試・広報活動が慌しくなっています。6月の土曜日
は毎週のように学部・研究科や各種入試制度の説明会等が催され、
今後は、夏休みにオープンキャンパス、秋口には全国の高校を訪問
しての模擬講義等が最盛期となります。

 創造理工学部では、5月下旬に米国 Case Western Reserve uni-
versityより交流学生を受け入れる予定でしたが、新型インフルエ
ンザの感染者が都内でも確認され、6月下旬まで延期となってしま
いました。

 大学院の創造理工学研究科では、「経営デザイン専攻」の2010年
4月の開設に向けて、準備が急ピッチで進められています。多数の
実務経験豊富な教授・講師を迎え、実践力を重視した教育を展開し
ます。また、学部からの進学者と社会人経験者が共に学ぶことによ
る相乗効果も期待されます。学術的な基礎を重んじる既設の「経営
システム工学専攻」と両輪を成し、相互連携によって多様な人材の
育成を目指しています。 
    創造理工学部 教務副主任 輿石 直幸

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Topic-2 創造理工に来て その2
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   今年度着任の教員より、前号の二名の教員に引き続きまして今号
も二名の教員の「創造理工に来ての新たな思い」を掲載いたします。

━━ 斎藤 章 (環境資源工学科 特任教授)━━
 この4月から環境資源工学科に赴任いたしました。とはいえ13年
ほど非常勤講師をさせていただいていたので、新任という感じでは
ありません。京大卒業後、10年ほど助手を務め、10年近くアメリカ
・コロラド鉱山大学留学、日本の鉱山会社に20年近く勤め、いろいろ
な経験をしてまいりました。探査工学という地下を物理現象を利用
して探るということを主な研究テーマにしております。医学の分野
でのCTスキャンやMRIを、地球に適用しているとお考えいただけると
わかりやすいかと思います。国内では鉱物資源、地熱、土木防災、
海外では石油や地下水調査などを手がけてまいりました。最近はさ
らに環境問題への適用、海底での石油や鉱物資源の調査などの新し
い分野にも挑戦したいと思っています。資源・エネルギー・環境と
いうような、社会の持続的発展に重要な分野に対して、一人でも多
くの優秀な学生がこの分野で活躍できるように、教育にも力を入れ
てゆきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

━━ 膳場 百合子 (知財・産業社会政策領域 専任講師) ━━
 4月に心理学の教員として着任しました。私は今回が初めての就
職で、昨年度までは3つの大学で社会心理学や産業組織心理学など
を非常勤で教えており、その前は留学したり学位論文を書いたりし
ておりました。専門は社会心理学で、中でも人々の行動の文化差や
日本人の行動の特徴などに関心があります。現在は、組織の不祥事
に対する日本人の責任判断の特徴を比較文化研究などを通じて調べ
ております。一般の人々の責任判断を明らかにすることは、現代社
会に適した法制度を整備したり、組織の危機管理体制を整えたりす
る際に重要となってくるのですが、この分野の研究はまだ蓄積が乏
しく、今後も継続して取り組んでいきたいと考えています。

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Topic-3 「創造理工リテラシー」科目 2008年度授業報告
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 「創造理工リテラシー」科目は、国際文化領域及び産業社会政策
領域教員の教員が担当する、学部1年生の必修科目です。本科目の
特徴のご紹介と、2008年度の報告を致します。

<< 創造理工学部ならではの特色ある授業 >>
 本科目は、2007年の創造理工学部発足時に誕生した新設科目です。
 創造理工学部の学生が、現代社会が求めている基礎学力を身につ
けるよう、初年度教育の一環として設けられました。
 「知財」「技術者倫理」「リスクコミュニケーション」「異文化
理解」「コミュニケーション」「文章執筆」などをテーマに、講義
と演習授業が交互に実施されています。講義形式の授業で最新の理
工系基礎教養知識に触れ、演習授業においては、自立して意見交換
ができるような能力の修得を目指しています。これらを総称して、
創造理工学部生のための「リテラシー」実践授業と位置づけられて
いますが、本学部にのみ設置されている、特色のある授業だと自負
しております。

<< 全学科が参加するパネルディスカッション >>
 学期最後に建築・総合機械・経営システム・社会環境・環境資源・
知財産業・国際文化の全学科・領域教員の参加で実施している「パ
ネルディスカッション」も、学部の一体感を意識させる、科目の特
徴の一つです。
 このパネルディスカッションは、学会や研究会で行われるような
「論理的討議の場」の小規模なシュミレーションです。
 大教室の演壇に各学科の発言者(教員)がパネラーとして着席し
、 学生は聴衆として参加します。90分間という短い時間ですが、多く
の学生にとって学術的な集まりの雰囲気に触れる初めての機会にな
っています。また、学生は単なる観客になるのではなく、批判精神
を持って主体的に聞くことが求められています。つまり、新しく得
た知識に対して疑問・質問を投げかけるトレーニングの場にもなっ
ています。
 パネルディスカッションは初体験という学生も多く、また、日頃
は接点のない他学科の教授陣の話が聞ける機会ともなっています。
開講2年目を迎えた2008年度は「技術者・科学者の説明責任とは何
か」というテーマで7月と1月に行いました。

<< 最終課題は、760余名による小論文 >>
 学生は毎時間、意見シートや小課題、制作物などの提出を行い、
また演習時に個人・グループ発表も行っています。授業の集大成と
なるのが、パネルディスカッションを発想のヒントにした小論文の
執筆です。
 760余名の個性的な文章は、最終課題としてふさわしい力作そ
ろいです。これについては、各学科1名の作品を下記のホームペー
ジで公開しています。どうぞご一読下さい。創造理工学部の1年生
の様子をご覧頂けることと思います。
http://www.sozo.sci.waseda.ac.jp/global/faculty/creation/index.html

 なお2009年度授業では、「ロボットと生活」をパネルディスカッ
ションのテーマとして取り上げていく予定です。

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Topic-4 受賞、他
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  <受賞>
 入江正之教授(建築学科)が『実験装置/masia2008』によって、
建築デザイン分野の最高の賞とされる村野藤吾賞(第22回)を受賞
致しました。

<国土交通省・モデル事業に採択>
 早稲田大学グローバル生産・流通コラボレート研究所(吉本一穂
教授/経営システム工学科)が会長を務める建物長期維持支援協議
会の提案『住宅長期維持管理業務支援システム構築』が、国土交通
省 平成21年度第1回「長期優良住宅先導的モデル事業」の維持管理・
流通部門で、事業採択されました。

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Topic-5 テレビ放映された活動・研究
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  「ワンダー×ワンダー」 (NHK総合テレビ)2009/5/30
世界遺産 密着!世紀の大修復 〜西本願寺 御影堂〜
長谷見 雄二(建築学科 教授)
  輿石 直幸 (建築学科 准教授)

 総重量3000トンを超える大屋根を支える世界最大級の木造技術に
関する話題と、巨大な土壁の防火性能について、建築防災が専門の
長谷見教授と建築材料が専門の輿石准教授が、関連する実験の結果
に基づきながら、優れた伝統技術を解説いたしました。

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Topic-6 7月・8月の関連イベント
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 現在のところ、創造理工学部主催の学外から参加できる講演会等
のイベント予定はございませんが、下記サイトにて今後の予定が随
時公開されております。
http://www2.sci.waseda.ac.jp/lecture/lecture_list.php
 創造理工学部主催の学内向けイベントや、理工学術院他学部主催
のイベントも多数掲載されていますので、ご参照下さい。

 なおつい最近終了した創造理工学部主催イベントとしては、経営
工学の話題を取り上げた下記の講演会が行われました。
 講演会 「改善技術の発展史」
 中嶋 清一 (社団法人 日本能率協会・顧問)
 2009年7月7日(火)西早稲田キャンパス
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早稲田大学理工学術院 創造理工学部/創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
 融合・連携サイトは、下記でご覧戴けます。
 http://www.sozo.sci.waseda.ac.jp/index.html
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※ 本メールについてのご質問やご意見などございましたら、
下記までご連絡をお願いいたします。
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【2009.4.28号】

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┗┛───┗┛ 異分野融合と社会連携メールニュース 
            <2009.4.28> 新年度の創造理工
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Topic-1 新年度を迎えて
Topic-2 創造理工に来て @
Topic-3 5月・6月の関連イベント
Topic-4 テレビ放映された活動・研究
Topic-5 創造理工学部教員による新刊図書一覧(2008年度)
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いよいよ新年度がスタートいたしました。今年度も、創造理工学部
及び創造理工学研究科の活動を、皆様のお手元に届けて参ります。
 内容の充実とより多くの皆様ヘの発信に努めていきたいと考えて
おりますので、よろしくお付き合いの程お願いいたします。
 
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Topic-1 新年度を迎えて
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 この4月、創造理工学部は636名の新入生を、大学院創造理工学
研究科は353名の新入生を迎えて、新学期をスタートいたしました。
 世の中はいま深刻な不況で、多くの企業は教育・研修費を切りつ
めています。卒業さえすれば企業が育ててくれる時代ではなくなっ
ています。しかし、これは教育・研究機関としての大学の存在を、
大きくアピールできるチャンスととらえることができます。
 いまこそ、大学教育をより充実させ、学生ひとり一人に付加価値
を付けさせることが重要です。創造理工学部・研究科では、「ヒュ
ーマン」「生活」「環境」の分野で、多様な価値に基づく新しい豊
かさを創造できるような人材を育成し、社会に送り出したいと考え
ています。
 皆様からのご支援をよろしくお願いします。
 
              創造理工学部 教務主任 永田 靖

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Topic-2 創造理工に来て @
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   今年度着任の教員四名よりの創造理工に来ての新たな思いを、
今号と次号に掲載いたします。

━━ 岸 知二 (経営システム工学科 教授)━━
 この4月1日に経営システム工学科に赴任いたしました。大学を卒業
して20年以上電気メーカーに勤め、どうすれば高品質のソフトウェア
を作ることができるかという問題に一貫して取り組んできました。
 この分野では「狼男を倒す銀の弾丸はない」という格言がよく使わ
れます。ソフトウェア開発の問題を簡単に片付ける特効薬はないとい
うことです。その難しさの一面は、人間社会の営みと計算機の論理の
世界をどう結びつけるかという点にあると考えます。この経営システ
ム工学科は、まさにそうした問題を考えるのに最適な場です。
 気持ちを新たにソフトウェアの問題に取り組んでいく所存です。
どうぞよろしくお願いします。

━━ 柴山 知也 (社会環境工学科 教授) ━━
 私はこれまでに東京大学、Asian Institute of Technology、横浜
国立大学で教職を務め、本年4月に創造理工学部に着任いたしました。
 専門は沿岸域の防災・環境で、2004年12月のインド洋津波の際には、
災害発生後、直ちに津波被害調査隊長として被災地に赴きました。そ
の後、ハリケーン・カトリーナ高潮(2005年)、サイクロン・シドル
高潮(バングラデシュ、2007年)、サイクロン・ナルギス高潮(ミャ
ンマー、2008年)などでも被災調査隊長を務めました。途上国の災害
では、国の社会的・文化的背景や経済的・産業的発展の違いによって
多様な被災形態があり、柔軟な調査の姿勢が求められます。
 創造理工学部においても日本と世界の沿岸域の防災と環境保全に取
り組んでいきたいと思います。 

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Topic-3 5月・6月の関連イベント
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(学外からの参加が可能なイベントのみを紹介)

▽建築学科創設100周年記念事業 先端建築学セミナー

 第1回 「トム・ヘネガン 講演会」
 2009年5月20日(水)10:40〜12:10 西早稲田キャンパス

 第2回 「伊東 豊雄 講演会」
 2009年6月3日(水)10:40〜12:10 西早稲田キャンパス

いずれも詳細は下記をご参照ください。
 http://www.arch.waseda.ac.jp/index.cgi?page=notes&mode=
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Topic-4 テレビ放映された活動・研究
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「近未来×予測テレビ ジキル&ハイド」(テレビ朝日)2009/2/15
 清宮 理 (社会環境工学科 教授)
  海洋土木の専門家として、東京湾海底の近未来予測について、
  爆笑問題らと掛け合い雑談の形で解説をしました。
 
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Topic-5 創造理工学部教員による新刊図書一覧(2008年度)
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昨年度一年間に発行された、創造理工学部教員による新刊図書は
下記の通りです。

「セルフビルド 自分で家を建てるということ」(交通新聞社、2008/4)
 石山 修武 共著 (建築学科 教授)

「図解 バイオエタノール最前線」(工業調査会、2008/5)
 大聖 泰弘 編著(総合機械工学科 教授)

「建築がみる夢」(講談社、2008/7)
 石山 修武 著 (建築学科 教授)

「地球・環境・資源−地球と人類の共生をめざして」(共立出版、2008/9)
 内田 悦生 編著(環境資源工学科 教授)

「ヒューマンエラー(第2版)」(丸善、2008/12)
 小松原 明哲 著(経営システム工学科 教授)

「福祉サービスの質保証−職員の質を高めて利用者満足を獲得する」
 (全国社会福祉協議会、2009/3)
 棟近 雅彦 共著(経営システム工学科 教授)

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早稲田大学理工学術院 創造理工学部/創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
 融合・連携サイトは、下記でご覧戴けます。
 http://www.sozo.sci.waseda.ac.jp/index.html
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※ 本メールについてのご質問やご意見などございましたら、
下記までご連絡をお願いいたします。
早稲田大学理工学術院創造理工学部・創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
E-mail: sozoriko-collabo@list.waseda.jp
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【2009.3.23号】

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┗┛───┗┛ 異分野融合と社会連携メールニュース <2009.3.23>
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Topic-1 教務主任からの一言
Topic-2 多面的に見る創造理工の活動
Topic-3 3月・4月の関連イベント
Topic-4 新聞掲載された活動・研究(2008年度後半)
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 2008年度もあと数日となり、今年度のメールニュースは今回が
最終便となりました。新年度からは、創造理工学部/研究科の研究、
教育、その他の多様な活動や、関連のイベント情報、学内の様子、
などを皆様にお届けしていく予定です。

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Topic-1 創造理工学部 教務主任からの一言
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 創造理工学部教務主任の赤木です。今回は、教務主任の仕事につ
いてご紹介します。
 創造理工学部には、教務主任が3人います。経営システム工学科の
永田靖教授、建築学科の輿石直幸准教授、そして社会環境工学科で
教授を務める私です。
 永田教授は学生・研究担当、輿石准教授は入試・広報担当、私は
教務・入試担当ということになっていますが、必ずしも担当業務に
拘束されることなく3人で協力して、山川学部長を補佐する仕事を
しています。

 創造理工学部は2月16日に無事、2009年度一般入試を終え、2月
26日に合格発表をしています。これを受け、教務主任の我々は、現在
は日々伝えられる入試合格者の手続き状況を見ながら、4月1日に新
入生諸君をつつがなく迎えられるよう対策を練っているところです。

 創造理工学部の第1期生は来月には3年生になり、それぞれの専門
分野の勉強を重ねて大学生らしくなっています。最近の就職活動の動
きは随分早くなってきていて、3年生の後期にはその気になって活動
を始めることになります。我々は教務主任として、そして創造理工学
部として、彼や彼女たちが、それぞれの志望に見合った成果を挙げら
れるようサポートしたいと考えています。ご期待ください。
              創造理工学部教務主任 赤木寛一

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Topic-2 多面的に見る創造理工の活動
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 「社会の直面する問題を科学技術の観点から解決し、多様な価値や
新しい豊かさを創造する」と基本理念に謳う創造理工の活動は、
当然のことながら多様です。
 その多様さを多少でも感じていただく場として、今回のこの欄では、
「医理工連携」、「JABEE(技術者教育の品質)」、「創造理工リテラシー」
の3つのトピックをご紹介します。

---【次世代医理工連携の推進拠点:TWIns】
 2008年から新宿区河田町に新しい医理工連携拠点"TWIns"が稼働して
います。今回はこの"TWIns"(先端生命医科学センター)のご紹介です。
 人類にとって大きなテーマである健康や福祉の分野で、医理工連携
の推進は不可欠であり、医学と理工学を融合させた新たな学問領域を
創出することが必要です。東京女子医科大学と早稲田大学は、医療臨床
分野と理工系分野を融合する研究および人材育成のための体制を整備、
強化し、バイオ医学関連、生命医療系分野における研究成果で社会に
貢献することを目指します。
 先端生命医科学センター長は、創造理工学部 総合機械工学科の梅津
光生教授です。藤江正克教授(GCOEプログラムグローバルロボットアカ
デミア代表)、高西淳夫教授と共に、当学科専任教員3名が、大学院の
先進理工学研究科/生命理工学専攻においても指導教員となっております。
 今後の活躍にご期待ください。

---【技術者教育の質を保証するJABEE、追認の見込み】
 JABEE(日本技術者教育認定機構)の認定は、高等教育機関において
技術者教育の品質が、国際基準に合致した満足すべきレベルにあること
を保証するものです。
 経営システム工学科は、2003年11月に本審査を受け、2004年6月に
経営工学分野で日本第一号の認定プログラムとなりました。この際の
認定期間は5年間であり、これは同認定の最高評価となっています。
(学科のJABEEに関する情報はhttp://www.mgmt.waseda.ac.jp/news/jabee.html
をご参照ください。)
 この認定について、2008年11月にはこの継続の審査が行われ、我々
の教育水準の維持と向上が評価された結果、さらに5年間の追認見込
みとなりました。
 これにより、今後5年間の卒業生も引き続き、社会から「JABEE認定
機関で教育を受けた者」としての評価を得ることとなります。
 まだJABEE認定の意味をご存知ない方もいらっしゃるかと思いますが、
卒業生の付加価値となり、今後社会で技術者として活躍していくための
一助となることが期待されています。
 同機構によれば、4月の審議、5月の最終審議を経て、5月中に正式
通知が来る予定です。


---【「創造理工リテラシー」科目を担当して】
 「創造理工リテラシー」も、開講から2年経ちました。一昔前では、
こうした授業では図書館の使い方など、情報の海への漕ぎ出し方をまず
教わったものですが、今の1年生は既にブログなどを開設していたりして、
溢れんばかりの情報を身近なものとしている様です。
 一方でそれらの情報には真偽もあれば、両方正しいときもあります。
 これらに加えて自らが発信する場合の作法など、一連の航海術について
は学生の認識が追いついておらず、まさにこういった「リテラシー」が
かってないほどに必要とされている、と、彼らに接しながら実感しました。
 この授業では科学者、技術者としての基礎知識とスキルを両輪として
伝えることを目的としましたが、やはり当初はそれらの関連が学生にも
なかなか伝わりませんでした。そのため授業の度に担当教員でミーティ
ングを設け、授業順を調整したり、講義のトピックを演習に取り入れたり
と、まさに試行錯誤の2年間でした。甲斐あって学生の反応も概ね良好
ですが、同時に私にとっては教壇に立って行う初めて授業ということも
あり、非常に多くの事を学んだ科目となりました。学生諸君、教員の皆様、
そして機会を与えて頂きました早稲田大学に、この場をお借りして深く
御礼申しあげます。
               関口信行 助教 (2007・2008年度)

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Topic-3 3月・4月の関連イベント
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▽第1回次世代環境医療シンポジウム 「次世代環境医療と病院建築」
 2009年3月16日(月) 15:00〜17:30 順天堂大学 有山記念館講堂
    順天堂大学と早稲田大学が、医療と建築の融合を目指した
    共同研究を開始する、その第一回シンポジウム。
 詳細は:http://www.juntendo.ac.jp/ac/igakukai/kankyoiryo.html

▽環境資源工学会講演会
 2009年4月25日(土) 14:00〜16:00 大久保キャンパス      
      講師(3名予定)
▽環境資源工学会平成21年度総会
 2009年4月25日(土) 17:30〜19:30 大久保キャンパス  
          詳細は、
 環境資源工学会(http://www.nacos.com/rpsj/)までお問い合わせ下さい。

▽製造業における生産革新活動とそのマネジメントのaJUMP
 〜(株)山武のaJUMP活動を例として〜
 2009年4月27日(月) 14:45〜16:15 大久保キャンパス
    経営システム工学部主催。学生、学内関係者だけでなく、学外の
    生産物流システム関連の教育者・研究者・実務家も対象。
 詳細は:http://www2.sci.waseda.ac.jp/lecture/lecture_list.php

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Topic-4 新聞掲載された活動・研究(2008年度後半)
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(下記、<>内が記事タイトルです)

<技の夢/未来描く開発型ベンチャー>
 2008/10/30 日刊工業新聞
 総合機械工学科 梅津光生教授の研究室から生まれたベンチャー
 として、イービーエム社(冠動脈バイパス手術の訓練装置を開発・
 販売)を取り上げる。

<手術ロボット、医師・患者の負担軽減(2030年への挑戦次世代産業技術)>
 2008/11/4 日経産業新聞
 総合機械工学科 藤江正克 教授と岐阜大学医学部は、心臓が動いた
 状態で血管のバイパス手術ができる内視鏡ロボットを開発中。

<早大理工学術院教授高西淳夫氏、潜在力発揮できない日本企業>
 2008/11/16 日経ヴェリタス
 2足歩行ロボットのほか、顎関節症患者の口の開閉訓練用ロボット
 なども開発している総合機械工学科・ヒューマノイド研究所 高西淳夫
 教授によるコラム。

<早大、岐阜の拠点強化、ロボット研究、連携地域を拡大>
 2008/12/11 日本経済新聞
 岐阜県にあるロボット技術の研究拠点「WABOT−HOUSE研究所」の
 機能を強化。
 (WABOT−HOUSE研究所所長 総合機械工学科 菅野重樹 教授)

<早大と東京女子医大、共同運営施設で臨床医の技能底上げ>
 2009/1/16 日刊工業新聞
 上記Topic-2で紹介の "TWIns"(先端生命医科学センター)に関する
 記事

<経営ひと言/早稲田大学創造理工学部・菅野重樹教授「ロボットの進化」>
 2009/1/21 日刊工業新聞
 総合機械工学科 菅野重樹 教授は、「人に役立つ目的を考えると、
 だんだん人に似た姿に進化するのでは」と“ロボット進化論”を唱える。

<経営ひと言/早稲田大学・梅津光生教授「壁を低くする」>
 2009/3/6 日刊工業新聞
 総合機械工学科 梅津光生 教授は、"TWIns"(先端生命医科学センター)
 では「学内、大学間、産学、地域それぞれの“壁”を低くする」ことを
 強調。

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【2009.1.19号】

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┗┛───┗┛ 異分野融合と社会連携メールニュース <2009.1.19>
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Topic-1 創造理工学部長 新年のごあいさつ
Topic-2 各専攻からのイベントその他の紹介
Topic-3 知財・産業社会政策領域、国際文化領域の活動紹介
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社会全体に激動が予想される2009年が始まりました
。 皆様からのお声もいただきながら、社会との融合・異分野との連携
を目指して発信をしていきますので、本年も宜しくお付き合い下さい。
今回は、新たな年を迎え、改めて創造理工学部・創造理工学部研究科
の活動を多面的に見ていただく内容でお送りいたします。

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Topic-1 創造理工学部長 新年のごあいさつ
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  創造理工学部長兼研究科長の山川です。
新年あけましておめでとうございます
 2007年4月に3学部・3研究科体制に再編されてから本年4月で3年目を
迎えようとしています。 お陰様にてこれまでのところ比較的順調に
学部・研究科の運営がなされてきました。
 現在、理工学術院内で最も関心が高い話題は、再編の一巡した年の
2010年に向けて新しい専攻をいくつか立ち上げようとの議論・検討が
最終段階に近づいてきたことです。その主なものは、他大学と共同で
大学院の共通の専攻を立ち上げる共同大学院構想と社会と連携した新
たな専攻を立ち上げる構想です。創造理工学研究科にも後者の新たな
専攻ができそうです。詳しくは追ってご報告をさせていただく予定です。
 また、2月16日に入学試験が実施されますが、少子化に加えて昨今の
金融危機の波が私立大学の入試にどのような影響を与えるかは全く不
確定で頭を抱えるところです。その中で少しでも優秀な学生を確保したく
、 策を講じようとしています。
 何事につけても激動の時代であることは間違いなく、前向きの姿勢しか
無いと自分にも言い聞かせています。
 今年一年の皆様のご健勝を心からお祈りいたします。

         創造理工学部長・創造理工学研究科長 山川宏

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Topic-2 各専攻からのイベントその他活動の紹介
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  【建築学科/建築学専攻】
▽大幸薬品(株) 柴田高副社長 特別講演会
「新型インフルエンザと空間防衛」
 2009年1月21日(水) 15:00〜17:00 (受付14:30〜) 大久保キャンパス
 詳細:http://www2.sci.waseda.ac.jp/lecture/lecture_list.php
▽第1回 サーマルマネキン研究会
 2009年1月22日(木) 13:00〜17:40 (受付12:00〜) 大久保キャンパス
 詳細:http://www.tanabe.arch.waseda.ac.jp/pdf/2009_0122.pdf

【総合機械工学科/総合機械工学専攻】
▽「グローバルロボットアカデミア」の紹介
 2008年度、文部科学省グローバルCOEプログラムの一つとして採択されスター
トした「グローバルロボットアカデミア」の研究拠点は、早稲田のロボット研究
者が集結しています。(代表 藤江正克 教授)
 本拠点では、超高齢社会における人とロボットの共生をテーマとし、ロボット
技術を真の知的社会基盤に押し上げると同時に、世界の先進的な研究者を惹き付
ける教育研究拠点の形成を目指しております。
 詳細:http://www.rt-gcoe.waseda.ac.jp/japanese/index.html

【経営システム工学/経営システム工学専攻】
▽平澤茂一 教授 最終講義・記念懇親会のご案内
 1.最終講義
  2009年3月7日(土) 15:00〜(受付15:00〜)早稲田キャンパス
 2.記念懇親会
  2009年3月7日(土) 18:00〜(受付17:30〜)リーガロイヤルホテル東京
 最終講義・記念懇親会ともに詳細情報は、以下をご参照ください。 
   http://www.hirasa.mgmt.waseda.ac.jp/lab/lastclass.htm

【社会環境工学/建設工学専攻】
▽「岩国錦帯橋の健康診断」実施の案内
 2009年8月に、依田照彦研究室と建築学科の輿石研究室の合同で行います。
 5年ごとの健康診断で、依田研究室は強度試験を担当します。
 錦帯橋の詳細情報:http://iwakuni-city.net/kankou/index.html
 前回試験の情報:http://www.waseda.jp/sem-yoda1914/

【環境資源工学科/地球・環境資源理工学専攻】
▽大河内博 教授 講演
「フミン様物質の大気動態とエアロゾル間接効果に関わる特性評価」
  (平成20年度富士山測候所利活用に関する成果報告会 にて)
 2009年1月25日(日) 10:00〜17:00 東京大学 小柴ホール
 詳細:http://npo.fuji3776.net/document/081206.pdf
▽大河内博 教授 講演
 「山の霧:富士山観測を中心として」
  第30回酸性雨問題研究会シンポジウム
  「霧の特性とその環境影響 -空の霧、海の霧、山の霧-」 にて 
 2009年3月7日(土) 13:00〜17:00 神奈川大学横浜キャンパス
 詳細:http://www.applc.keio.ac.jp/~tanaka/lab/hp20.html

【その他 創造理工関連イベント】
▽井深大名誉博士」生誕100年記念講演会 〜21世紀における知の創造と継承〜
 2009年1月20日(火) 13:30〜16:00 早稲田大学大久保キャンパス
 詳細:http://www.sci.waseda.ac.jp/riko-100/100_sony.htm

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Topic-3 知財・産業社会政策領域、国際文化領域の活動紹介
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2007年4月に新設された知財・産業社会政策領域、国際文化領域の
概要を紹介します。

【知財・産業社会政策領域】
 −科学技術と社会科学を横断する学際的な課題に取り組む、
  文理の知を 融合した新領域−
 理工分野における技術開発と経済社会活動との関係が以前にも増して密接に
なっている今日、これからの時代の科学技術には、内容の先端化・高度化に加
え、技術の発達が人々の暮らしに与える影響にも配慮する姿勢が求められている
といえます。このような背景のもと、理工的な素養や手法を基礎に、経済社会に
生じる問題の解決方法を探る、文理融合型の学際的組織として設立されました。
 現在5名の専任教員と1名の併任教員からなり、2009年4月に心理学を専門とす
る教員が1名加わることになっています。
【国際文化領域】
 −将来役立つ国際人としての価値の創造
   社会人としての未来につながる創造的文化−
 この領域に所属しているのは、日本・ドイツ・フランス・中国の「文化」を専
門とする8名の専任教員です。思想・文学・語学・演劇・社会・倫理など、研究
分野は幅広く、それぞれの分野で活躍しています。
 大学教育においては、学究的成果の今日的な意味を大切にした授業展開を行っ
ており、理工系3学部生を対象にA1群講義科目、A2群外国語科目、そして創造理
工学部生のための「創造理工リテラシー」を担当しています。
 スタッフのうち2名が外国人という国際色豊かなセクションですが、共同担当
科目はもちろん、領域としての綿密な連繋が特長です。

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【2008.9.26号】

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【Topic-1:「融合・連携 キーワード at a glance」 を一挙公開!】
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【Topic-1】
 「異分野融合と社会連携の推進」を目指す活動において、その基盤と
 して最重要とも言えるコンテンツを、いよいよHPにて公開いたしました。

 その名も「融合・連携 キーワード at a glance」!

http://www.sozo.sci.waseda.ac.jp/ataglance.html

 以下に、その概要をご紹介します。

◆基本コンセプト◆
 創造理工学部・創造理工学研究科の研究は、上記URLトップの絵にも
 あるように、
   研究者が、自らの"視点の先”に持っているニーズ、と、
   自らが背景として保有するシーズとを結びつける、その
   創造的活動
 であると言えます。すなわち、
 「シーズ」から「ニーズ」へのダイナミックな展開部分こそが、私たちの
 研究の特徴です。

 研究室のHP等でご覧戴ける個別研究紹介は、この「展開部分」を記述
 したものです。
 ですが、今回公開の「融合・連携 キーワード at a glance」のページでは、
 敢えて、個別研究ではなく、その研究者の「視点の先」と「背景基盤」という
 新しい視点から見直していただこう!とのものです。

◆使い方◆
⇒ 解決したい社会や生活の問題を抱えていらっしゃる方は「ニーズ」の
 ページにお進み下さい。
 「自然環境」、「社会環境」、「もの」、「くらし」、と言う4つのカテゴリーで
 全体を俯瞰しています。
 もちろん、同じキーワードが複数のカテゴリーに含まれていたり、
 一人の研究者が全く異なるニーズに向けて活動していたりします。
 その多様性、重なりなどもまた「創造理工」の特徴です。

⇒ 専門分野の技術やノウハウをお探しの方は、「シーズ」のページに
 お進み下さい。
 各学科の持つシーズを、さらにいくつかのサブカテゴリーに分けて
 概観しています。

 同じキーワードをシーズとしている研究者でも、その目指すニーズが
 異なれば、実際の研究内容は当然異なります。
 こういった幅の広い視野を持つことで、さらに融合を進め、必要な
 連携を実現していく。

 そんな動きの第一歩に、この「融合・連携 キーワード at a glance」を
 お使い下さい。

◆皆様からのご意見をお願いいたします◆
 今回の公開は、第一歩です。
 まだまだ不十分な点 おわかりになりにくい点など、多々ある事と
 思います。
 是非、皆様からのご意見をお聞かせ下さい。
 その融合をまた、次の一歩につなげていく。
 そのような活動を可能な限り、続けて参ります。
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【2008.6.20号】

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┗┛───┗┛ 異分野融合と社会連携メールニュース <2008.6.20>
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【Topic: 「創造理工リテラシー」科目 優秀論文のご紹介】
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「異分野融合、社会連携の推進」がこのメールニュースの役割ですが、
このためには、専門分野を深めつつ、一方では大学や専門分野といった
枠組みを超えて全体を俯瞰する、すなわちミクロとマクロ両方の視点を
持つことが必要不可欠となります。
創造理工学部では特にこの点を重視し、学部一年生の必修科目として
「創造理工リテラシー」をおき、専門教育に必要な常識と問題意識や
社会性ある論理的情報交換の技術等について学ぶことになっています。

この科目の最後には、教員と学生の間で討論を行ない、さらに学生が
これを受けてレポートを提出しています。今回は、その中で最も優秀
だった3件のレポートをご紹介いたします。

● レポートテーマ(共通) 「学問の細分化をどう乗り越えるか」
● 優秀レポート 提出者
    総合機械工学科 高橋 悠
    社会環境工学科 西嶋 愛
    環境資源工学科 竹田 大志郎
* 各レポートは、
  http://www.sci.waseda.ac.jp/global/faculty/creation/CSEliteracy080613.pdf
  に掲載されていますので,ぜひご覧ください。

これらのレポートでは、
▽ 学問の専門家ではなく「社会にとっての問題」の専門家
▽ 広い視野をもって多様な分野を連携させる能力
▽ 専門性だけでなく「横断的」「総合的」も重視する姿勢
などの必要性が提示されています。
産業界の皆様、そして学内の教員や学生、それぞれの立場から、
こういった論点を意識し続けていく事が何よりも大切かとも思います。
このメールニュースがその一助となることを、私共も目指して
います。ご意見その他ございましたら、「融合と連携」推進チーム
まで、是非お聞かせ下さい。

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早稲田大学理工学術院 創造理工学部/創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
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※ 本メールについてのご質問やご意見などございましたら、
下記までご連絡をお願いいたします。
早稲田大学理工学術院創造理工学部・創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
E-mail: sozoriko-collabo@list.waseda.jp
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【2008.4.8号】

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┃──┏┛┃──┏┛早稲田大学理工学術院──────────
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┗┛───┗┛ 異分野融合と社会連携メールニュース <2008.4.8>
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【Topic-1:メールニュース配信ご登録の方へのご挨拶】
【Topic-2:テーマ別研究一覧
              「”暮らしの安心”を追求・追究する研究」ご紹介】
【Topic-3:HPコンテンツの次回リリース予定 お知らせ】
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【Topic-1】
 皆様、昨年末から開設いたしました、早稲田大学理工学術院の
 創造理工学部/創造理工学研究科の「融合・連携サイト」から、
 メールニュース配信にご登録下さった方々への初めてのご連絡です。

 この度は、ご登録をありがとうございます。
 このメールニュースは、「融合・連携サイト」のホームページと共に
 皆様への情報提供ツールとして、
 創造理工に関わる多様な研究や教育活動を、さらに
 関連イベントのご案内等々をお知らせしていく事で、
 社会でご活躍の、そして今から社会で活躍する皆様との融合・連携を
 さらに強化していくためのものと考えています。

 イノベーションの基本は新たなもの、異なるものの組合せです。
 またその実現には、継続と蓄積、そして、与えられた状況を最大限に
 活用する姿勢が重要とも言われます。
 私共も、現状を最大限に生かしながら、新たな組合せの促進を目指し、
 少しずつ活動を進めていく予定です。
 今後のご支援、ご協力、よろしくお願い申し上げます。
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【Topic-2】
 既にHPでご覧いただいていることと思いますが、
 融合・連携サイトの「研究/教育紹介」に中にある
 "テーマ別研究一覧"の第一弾として、
 「”暮らしの安心”を追求・追究する研究」をアップしています。
 http://www.sozo.sci.waseda.ac.jp/YRimage/pdffiles/research001.pdf

 研究を、「建築」「機械」「土木」といった従来の分野別に理解する事は、
 その専門性を追求する上で重要です。
 しかし、社会との接点を持つ創造理工の研究としては、これを
 「社会のニーズ」との組合せで見直すことも、また同様に重要ではないかと
 考えます。
 そこで、今回は 「私達の暮らしに潜む不安を解消する研究とは!」を
 テーマとして取り上げました。
 ここでは、創造理工の研究から関連するものをピックアップし、これらを、
 ▼ 私たちの不安要因(災害、生活環境の汚染、犯罪・事故、体の不調)
 ▼ この解消の為のアプローチ(実体を知る、備える、現実化した時の対応」)
 という、社会ニーズと、研究アプローチとの2方向から見直してみました。

 今までとは「ちょっと違う」研究の見方をご理解いただき、これが、皆様が
 ご自身の研究を考える、あるいはこれからの開発テーマを考える一助に
 なれば幸いです。
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【Topic-3】
 少しずつ内容をアップしている融合・連携サイトですが、
 次回のリリース予定は、「融合・連携 キーワード at a glance」です。
 創造理工学における研究が、具体的にはどのような専門性に根ざし、
 どのような社会のニーズを目指しているのか、を、各教員自らの言葉
 で一覧しています。
 正式リリースまでまだ多少の時間がかかりますが、ご期待下さい。

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早稲田大学理工学術院 創造理工学部/創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
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※ 本メールについてのご質問やご意見などございましたら、
下記までご連絡をお願いいたします。
早稲田大学理工学術院創造理工学部・創造理工学研究科
「融合と連携」推進チーム
E-mail: sozoriko-collabo@list.waseda.jp
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